目次
1998年7月~1999年2月
昔、長い旅をしました。
大阪から船で上海へ渡り、そこから中国をウイグル自治区まで横断。山を超えてパキスタンに入り、イランへ、そして北上し旧ソ連のアルメニア、グルジアを通ってトルコへ。その後、ブルガリア、ユーゴスラビア、ハンガリー、クロアチア、スロベニアと東欧、イタリア、フランス、スペインと南欧を回り、結局、日本から一度も飛行機を使わず、陸路のみでユーラシア大陸を横断し、最西端ポルトガル・ロカ岬へ。最後は旅の最中に知り合った友人を訪ねて、この旅で初めて飛行機に乗り、リスボンから大西洋を越えてロサンゼルスへ飛び、そこから帰国。日本を出てから7ヶ月。大学卒業後、6年間勤務していた八重洲ブックセンターを上司からの再三の説得を押し切って辞めて旅に出た私は、旅の間に20代から30代になっていました。
あれから15年以上経ち、気付いてみれば古本屋です。そんな股旅堂の屋号の由来にもなっている「旅」の日記です。
▼序章 1998年7月
大阪~上海→
▼中国編 1998年7月~8月
1.上海→
2.上海→
▼パキスタン編 1998年8月~9月
2.パスー→
4.ギルギット→
6.ラホール→
7.ムルタン→
8.ムルタン~クエッタ→
9.クエッタ~クイ・タフタン→
▼イラン編 1998年9月~10月
1.クイ・タフタン~ザヘダン→
2.バム→
▼旧ソ連編 1998年10月
2.エレヴァン→
▼トルコ編 1998年10月~11月
アジアの子供たち→
▼東欧編 1998年11月
▼イタリア編 1998年11月~12月
▼フランス編 1998年12月
1.ニース→
▼スペイン編 1998年12月~1999年1月
▼ポルトガル編 1999年1月
2.ロカ岬→
▼終章 1999年1月~2月
L.A.→