1998-09-01から1ヶ月間の記事一覧

テヘラン(イラン編4)

大きな地図で見る パキスタン・ラワールピンディーの安宿ポピュラー・インや、国境、大使館などで、日本人大学生の行方不明捜索のポスターを何度も見掛けた。不明者の写真と母親の悲痛なメッセージが何とも痛々しく、思わず、ぞっとしてしまった。 この時期…

イスファハン~テヘラン(イラン編3)

大きな地図で見る (なぜ、アリ・ダエイがマンチェスター・ユナイテッドの、アジジがセルティックのユニホームを?? アイコラ以下の顔の挿げ替え。イランでは、こんなブロマイドが売られている。笑) イスファハン(▼注16)にやって来た僕は、毎日のように…

バム(イラン編2)

大きな地図で見る アルゲ・バム(▼注14)を見に行き、感動冷めやらぬまま宿に戻って来た僕に、ロビーで情報ノートを見ていた日本人の大学生が話し掛けて来た。それがこの後、1ヶ月程行動を共にすることになるY君である。 日本人と会うのは一体いつ以来だ…

クイ・タフタン~ザヘダン(イラン編1)

大きな地図で見る (イランの子供が書いてくれた、ホメイニ師の絵) 早朝に到着した難民キャンプのようなクイ・タフタンで、パキスタン側の出国手続きを簡単に済ませ、イラン側の国境ゲートが開くのを待っていると、下痢なのか、急に便意を催して来た。 慌て…

クエッタ~クイ・タフタン(パキスタン編9)

大きな地図で見る 2週間前、パキスタン南部で、嫌な噂を耳にしていた。 5月に行われたパキスタンの核実験(▼注12)の影響で、パキスタン・イラン国境が閉まっている、また開いていたとしても、バルチスタン砂漠を越える際に、被爆するのではないかと言う…

ムルタン~クエッタ(パキスタン編8)

ムルタンからクエッタ行きの列車に無事乗り込んだ僕は、少し腹の調子が悪くなり始めていた。毎日、水分ばっかり取っているせいだろうか。 列車は全く電気が点かずに、夜は真っ暗。懐中電灯で照らしながら、何とかトイレまで行き、用を足していると、手が滑り…

ムルタン(パキスタン編7)

大きな地図で見る ラホールから、快適なフライング・コーチ(大都市間を結ぶエアコン付きのデラックス・バス)で7時間、クエッタへ向かう途中の町ムルタンヘ寄ってみた。 するとそこは、さらに暑かった。何と45℃である。こんなことが許されていいのだろう…

ラホール(パキスタン編6)

大きな地図で見る ラワールピンディーからバスで6時間。インドの国境に近いパキスタン第2の都市ラホールへやって来た。最も悪名の高い町であり、多くの旅行者は通過してしまうことが多いらしい。それは何故か? ラホール駅前に安宿街が広がっているのだが…

ラワルピンディ~イスラマバード(パキスタン編5)

大きな地図で見る ギルギットで知り合った大学生のW君とともに、夜行バスに乗り込んだ僕は、ラワールピンディーへ向かっていた。KKHを一晩かけて、南下するそのバスは、狭い崖沿いの道をひた走る。 途中かの有名なナンガー・パルパット(8125m)を横…